おそらく170センチには届かず、165センチ以上くらい。
しかも、痩せ型の男でした。
なぜこのようなことを書くかと言えば、店長の体形なら十分にすれ違えたと言いたいからです。もっと横幅があるがっちりとした男性社員でもすれ違うのに可能なスペースでしたから。
私は、覚悟を決めて、会社の相談窓口窓口へ電話をしました。
担当者に、すぐに支店と名前を尋ねられました。
しかし、私は匿名にしたいと答えたのです。
すると、担当者は、それ以上は無理に聞いてくる事はありませんでした。
しかし、私は匿名にしたいと答えたのです。
すると、担当者は、それ以上は無理に聞いてくる事はありませんでした。
私は入社して数ヶ月しか経っていなかったので、声だけで誰だかわかるほど社内では知られていなかったのです。
店長にバックヤードで体をぶつけられていることを訴えました。
もう何十回も、被害に遭っていると。
もう何十回も、被害に遭っていると。
担当者は黙って聞いていました。
そのうちに、担当者は、今どこから電話をかけているかと尋ねてきました。
しまった!
番号表示されていたんですね。
私は固定電話からかけていたのです。
市外局番で、場所が特定されてしまいます。
私は、焦ってしまい、慌てて電話を切りました。
「お願いします」とか「失礼します」とか言ったと思いますが、自分が何を言ったのか覚えていない位動揺してしまったのでした……
今後どのように事が運ぶのだろう?
相談窓口を使ったことを、
店長や先輩達はよく思わないだろう。
私はドキドキしながら、毎日出勤していました。
しかし、仕事面は、不思議と順調でした。
自分のお客様も少しずつ増えてきて、着物や帯も売れ始めたのです。
自分のお客様も少しずつ増えてきて、着物や帯も売れ始めたのです。
店長は、相変わらず、私が油断するとぶつかってきましたが……
その頃は、私の着物と店長のスーツやワイシャツが擦れるだけで鳥肌が立ちました。
私はそんな風に追い詰められていましたが、店長はしれっと何事もないかのようでした。
ぶつかりおじさん的な行為など、まったくしていないという風に。
ぶつかりおじさん的な行為など、まったくしていないという風に。
私は、相談窓口が機能していると思っていました。
担当者が動いてくれて、何かしら本社の方からリアクションがあると信じていたのです。
あるいは、私が匿名で電話したせいで、受理されなかったのでしょうか?
市外局番のせいで、店舗はわかった筈なのですが……
担当者が動いてくれて、何かしら本社の方からリアクションがあると信じていたのです。
あるいは、私が匿名で電話したせいで、受理されなかったのでしょうか?
市外局番のせいで、店舗はわかった筈なのですが……
その後、待っても待っても、相談窓口は何もしてくれませんでした。
私は、暗い気持ちのまま仕事を続けていました。
だけど、もちろん、お客様の前では明るく!
私は、暗い気持ちのまま仕事を続けていました。
だけど、もちろん、お客様の前では明るく!
そんなある日、私は店舗のパソコンで衝撃的なものを見つけてしまったのです。
それは、池袋の風俗店を検索した履歴でした。犯人は店長です。
着物屋の仕事に、お客様を催事に誘う電話かけがあります。
私たちはバックヤードで一斉に1時間とか2時間とか電話をかけ続けるのです。
その間、店長は店番を1人きりですることになるわけです。
一人なのをいいことに、店長はお店のパソコンでそんなものを閲覧していたわけです。
仕事が終わってから個人の携帯電話でそういう店を調べるのは、どうぞ勝手に気のすむまでやってくださいよ。
私は嫌悪感でクラクラとしてしまい……
当時、年上の男性社員や女性スタッフたちは、パソコンが使えないと言って、私にパソコン作業を全て押し付けていました。
だから、お店のパソコンで店長がそんな下劣なことをしているのは知るわけがありませんでした。
バレないと思ってたんでしょうね。店長。
着物業界の先輩達はアナログ人間だらけでした。
③はここまでになります。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
コメント