世間で、ぶつかりおじさんという言葉を聞くようになったのは、いつ頃からでしょうか?
数年前くらい?
ググってみると、2018年に「ぶつかり男」という言葉が使われ始め、その後、「ぶつかりおじさん」という言葉も生まれたそうです。
ぶつかり男
ぶつかりおじさん
本当に迷惑です。
実際私も被害に遭いました。
1件目。
千葉県内の私鉄の駅前で。
この時は、初老のぶつかりおじいさん。
左肩がしばらくズキズキと痛み、これがきっかけで五十肩を発症し、病院通いとなりました。
2件目。
私が着物屋で働いていた時、お店の店長に、仕事中、日常的にやられていた。
当時、店長は50歳くらいだったので、まさにぶつかりおじさん。
皆さんや、皆さんのまわりの女性にも被害に遭った方、けっこういるのではないでしょうか?
実は、私の妹や女友達も被害に遭っています。
妹は渋谷の道を歩いている時に。
これは、ぶつかるよりもっとひどく、飛び蹴りされたんですよ!
女友達の方は、東京の混雑した駅前で何度もぶつかりおじさんされています。
本当に許せない行為です。
被害者はほとんどの場合、泣き寝入りとなります。
私もそうでしたが、怪我をして治療が必要になった女性もいるのです。
精神的にもダメージを受けますし、病院通いは時間もお金もかかってしまいます。
今日は、私の仕事を奪った、ぶつかりおじさんについて書きますね。
ぶつかり続けられた私が、どうしたのか。
その結果、どういう結果になったのか。
同じような目に遭っている方がいたら、少しでも参考に…なるかはわかりませんが、共有できたらと思います。
私が着物屋に勤めていたのは、40代前半、まだ独身の時。
40歳で劇団を解散した後、ついた仕事でした。
私は40歳過ぎでの中途入社。
とは言っても、立場はバイト。
着物については、母が型染(かたぞめ。着物の反物を染める手法)の工房で働いていたことがあり、その影響を受けていたので多少の知識はありましが、着物業界未経験の新人だったわけです。
その店舗は、店長と男性社員2名、女性社員1名、女性バイト3名というメンバーでした。
私は仕事にやりがいを感じていました。
好きな着物に毎日触れられるし、お客様に喜んでもらえるのが何より嬉しかった。
覚えることは多いし、販売ノルマはきつかったけれど、着物の仕事に就けてよかったと感じていたのです。
ところが、入社して1ヶ月くらいのことでしょうか。
店舗内通路ですれ違うとき、店長と肩と腕全体がぶつかってしまったのです。
かなり強い接触。
痛いっ!
でも、同時に、「あれ? おかしいぞ?」と思いました。
私はすれ違うとき、体を斜めにして、相手が通りやすいようにしていたのです。
普通の考えれば、すれ違う者同士がそれぞれ体を斜めにすると思うのですが…
明かに店長は正面を向いたままの体勢で、通路に突っ込んできたように見えました。
※ ①はここまでになります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
続きは、②へ。
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