母が亡くなり無気力になった私が5か月後の月命日の翌日に、アフタヌーンティーで友達とランチできた話

日々のあれこれ

アフタヌーンティーの前に、11時少し前、待ち合わせ。
高校の同級生だったA美と会うのは、昨年の花見以来だ。
つまり、1年以上会っていなかった。

写真は、私達が注文したアジアンポークライスのデリプレート。
上品なお味で美味しかったですよ。
だけど、量も上品ですな。
がっつり食べたい時には、少々少ないかも。
って、50代で小柄な私の感想かよ?
私、見た目より食べるのかも。
あるいは、これって、デザートも追加注文できるように、ってこと?
と勘ぐってしまった。

ただね、女子だらけのおしゃれ空間に酔いしれました。
こういうのって、かなり久しぶりだったから。

昨年7月に、母が股関節手術に失敗されてから、今年の1月末に母が亡くなるまでの間、とにかくいっぱいいっぱいだった……

私のまわりの同世代は、今まさに親の介護中
両親を介護中の人は少なくて、片親だけ見送り、もう一人を介護中が多数。
そして、介護が終わった、つまり両親を見送ったという人も。

私達は50代半ば
そういう時期になったということです。

私も母のことで、A美を含めた友人達に介護関係の質問をしたものです。
経験者の知識や言葉は本当にありがたかった!

3時間ほど喋りまくりましたよ。

ここだけの話、独身が長く、晩婚子なしの私は、子持ちの人であまり話の合わない人ってどうしてもいるのです……

だけど、A美は2人の子持ちだけど、話していて心地のよい相手なのです。
高校時代から落ち着いた感じの女子でした。
今も、とてもおだやかな女性です。

今日は、私が母を亡くして落ち込んでいるのをわかって会ってくれているのでした。
A美は、2年程前にお母さんを亡くしています。
会う前のラインで、自分も、1年ちょっとくらいは母のことすごく考えていた…と正直なところを書いてくれました。

もちろん、今も思い出すと……

「(死は)あることだし…、あたし達だってそうなるんだし……」

A美は、ランチを食べながら、こう言って私を慰めてくれました。
高校時代には考えもしなかったけど、私達は共に50代半ば。
死が身近になり、それについて考えるようになるのは自然なことだと思います。

だけど、だからこそ、生きているうちは、私達まだまだ頑張れるよね。
というA美のメッセージに、大きく頷く私でした。

他に同年代ならではの悩みといえばーーー
夫の定年問題があります。
A美の年上の夫さんは、同じ会社で働いているそうです。

うちの場合は、夫は私の1歳上で今年58歳になります。
ということは、あと2年半ほどで60歳=還暦!
わああああ!!
びっくりしたぁ~~
自分で還暦とタイピングして、そのインパクトに呆然…(;^_^A

どうすべきなのかなぁ~
60歳になったら給料7がけになるらしいし……
先輩達を見ると、人手不足で、60歳で給料減らされても、それまでと変わらない仕事やらされてるそうで……

近くなったら(もう十分近いけど)、夫とよく相談しようと話しています。
同じ世代の方は、いかがでしょうか?

私やA美が20代だった頃は、女が結婚しても会社にいたけれど、妊娠すると辞める(辞めて当然でしょの圧力あり)のが当たり前の時代でした。
令和のように産休、育休はなかった。

つまり、令和の夫婦のように男女が対等な収入を稼ぐなんて、まずなかったのです。(もちろん令和でも様々な夫婦がいると思いますが)
女は子育てが終わってから、パートで働くというケースが多いようです。

ということは、当然、夫の稼ぎが非常に重要なわけでして。
60歳からの働き方、収入は大問題となるのです(;^_^A
この話題は、今後もちょくちょくブログに書くことになると思います。

さてさて、
A美との楽しいひと時は、3時間ほどでお開きになりました。
A美の子供達の話には未来を感じましたし。
家事に育児に、実家の仕事の手伝いに、と忙しくしているA美と話せて、元気をいっぱいもらいました。

帰り際、A美は、
「お母さんに。お供えして」
と言い、エコバッグから菓子折りを出すじゃないですか。
なんか、荷物多いなと思っていたのですが、そうか、これだったんだ……
ああ。しまった……
気を使わせてしまった……

それなのに…

「お返しはなしで」
とまで言ってくれるA美。
なんて、いい奴なんだ✨

ありがたく受け取って、家に帰り母に報告しました。
そして、母の写真を前に置いて、
いただいた銀座曙の栗もなかをいただきます。
栗を模した、もなかの皮がかわいらしいね💛

白あんと黒あんがあったけど、今日は白あんを。
おいしいね。お母さん。
甘いものが大好きだった母。
天国から、私によい友達がいてよかったと笑ってくれてる筈です。

ねえ、お母さん、今度、パン同好会があるんだよ。

来月、A美ともう一人の同級生と私の3人で、パン同好会を開催することになりました。
パン屋巡りをするのです。
今までも、落花生県と東京都で決行。
楽しみができると、心が明るくなるから不思議。

ねえ、お母さん、私、一歩ずつ進んでるよ。
栗もなかを咀嚼しながら、じんわりと泣いてしまう私なのでした。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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