転勤族にとって、家を買うべきか買わないべきかは大きな問題です。
夫の職場の人達の場合は、子供の受験問題が出てくるとマイホームを買う決断をするケースが多いようです。
ダンナさん達は単身赴任になるわけなんですよ。
私達は晩婚で子なしですから、そのタイミングはありません。
だけど、老後どうするの?
どこに住むの?
悩みはつきません。
2人でいろいろ相談した結果、3年ほど前に家を買いました。
中古の家です。
今のところ、その家に住むことができています。
中古の家なので、前の家主が植えた植物もそのままついてきました。
その中に、芍薬があります。
とても豪華なお花!
とってもきれい。
だけど…、実は私、もっと素朴な花が好きなのです。
母の影響です。
母のことはまた別に改めて書くつもりなので、よろしくお願いします。
最初の年に、春先ぐんぐん茎が伸び、葉がわんさと茂ってくる正体不明の植物に戸惑いました。
ところが、ピンクの蕾が開くとすごくゴージャス!
Googleで調べると、芍薬と判明。
ああ、あの「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の芍薬だ。と…
これ知ってるの、年代が限られるかも?
前の家主から引き継いだ芍薬も、3年目となると、だんだん愛着が湧いてくるものです。
強い雨が降ったら、みーんな倒れてしまった…
あーらら。
花が大きくて、頭が重いせいでしょう。
日曜日にちょっと考えてたら、夫君(おっとくん)が「ヒモで縛れば?」と。
素直にそうすることに。
(これも、晩婚夫婦円満の秘訣)
こういうとこ大雑把な性格の私は、すべての芍薬の茎をまとめるように両腕でかかえ、ビニール紐で縛りました。
あっちこっち向いて倒れてしまっていた芍薬の花が、まあまあ上を向きました。
本当は写真を載せたかったのですが、まだ文中に写真を入れるやり方がわからないので、写真なしです。
とほほ…(←古い表現)
こうやって世話をしていくと、だんだん愛情が湧くようになるのだなと思った出来事でした。
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